少し前の記事で、片付けをしていた時に見つけたキャッシュカードをきっかけに、25万円の定期預金が見つかったという話を書きました。
すっかり忘れていたお金なので、もちろん嬉しい。
でも、思っていたほどテンションが上がらなかったのです。

以前の私にとって、25万円はとても大きな価値を感じる金額でした。それなのに今は、「嬉しいけど、ちょっと手を動かせば作れちゃうね」と感じています。
25万円の価値が、昔よりも下がっている。
今日は、久しぶりに読み返した『DIE WITH ZERO』を元に、お金の価値について考えたことを書いてみようと思います。
私の人生には、なぜか25万円がよく出てくる
なぜ25万円という金額が気になったかというと、私の人生の節目には、なぜか何度も25万円が登場しているのです笑
25万円で、ヨーロッパを40日間旅した
大学生の頃、バックパックを背負って、ヨーロッパを一人旅しました。航空券を除き、25万円ほどで40日近くを過ごしました。
航空券は往復6万円ちょい、バンコク乗り換えで20時間、体力あったね〜
旅の資金は、早朝のローソンと夜の家庭教師のアルバイトを掛け持ちして、必死に貯めました。
iPhoneもGoogleマップもなかった時代、『地球の歩き方』を持って旅に出て、途中のユースホステルで英語版の『ロンリープラネット』と交換し、ホクホクしていたことを思いまします。←英語版の方が情報が多かった
できるだけ安く旅するために、最初の3週間ほど、旧東ドイツの村で教会の修復のお手伝いとりんご農園のボランティアに参加しました。働く代わりに、寝る場所と食事を提供してもらえる仕組みです。
参加者の中で、日本人は私一人。周りはヨーロッパ各地から集まった同世代の子たちでした。知っている単語を総動員して、初めて英語だけで暮らしました。
ボランティアが終わり、抜けるような青空の下、みんなでワイワイ駅へ向かいました。
大きなリュックを担いで、小麦畑のそばを歩きながら感じた、圧倒的な自由。
どこでもやっていけるという確信に満ちた気持ち。
あの時の感覚を今でもはっきりと覚えています。
25万円のMacBookを、分割で買った
次は、販売の仕事をしているときに、ふとしたきっかけでお店のECサイトやホームページの更新担当になりました。
外部のデザイナーさんとコーダーさんに教えてもらいながら少し触ってみたところ、すっかりハマってしまいました。
営業中も、営業後も裏のストックルームで、古いPCを使って、サイトをぽちぽち更新しながら楽しんでいました。
「自分のPCがあったら家でも出来るし、休みの日でも出来るな」と思い、次の休みの日に渋谷のアップルストアへ行き、当時25万くらいだったMacを分割で購入しました。
このMacbook、常に持ち歩き、気の毒になるくらい酷使しました。
ジーニアスバーの人にも褒められたよ笑
でも、このMacから100倍以上の収益を生み出し、独立もできたので、良い投資だったと思います。
手取り25万円に、心底ほっとした
最後は、1回目のフリーランスに失敗して派遣で働き始め、初めてお給料が振り込まれたとき。
その金額が25万円くらいでした。
当時、残金が3万円くらいしかなかったので笑、この時は膝から力が抜けていくくらい、ほっとしました。
もっと早くフリーランスをやめて会社員に戻りなさいよと思いますが、この出来事が資産形成を始めるきっかけになっていますので、今となっては良い思い出です。
お金には、そのときにしかない価値がある
『DIE WITH ZERO』を読み返して、今回印象に残ったのは『お金をいつ使うかで価値が高くも、低くもなる』ということです。
ヨーロッパ旅行は経験、派遣の給料は安心、MacBookは未来への投資。
振り返ってみると、同じ25万円でも、そのときの私に与えてくれたものは、まったく違いました。
そして、その価値に気がついたのは、お金を使った時よりも随分と後になってからです。
初めて『DIE WITH ZERO』を読んだ時は、若いうちに経験へお金を使うことを当然だと思っていたため、それほど響きませんでした。
しかしながら、改めて読み返してみると、『DIE WITH ZERO』が伝えているのは
お金を、最も価値が高くなる時に使う
ということなのかもしれないなと思いました。
今は全力で資産形成中のため、ひたすら積み上げている状態ですので、見つかった25万円は一旦証券口座へ入れました。
ただ、これからやってみたいことや行きたい場所が出てきたら、自分の経験のためにスパッと使いたいと思います。
読むたびに、新しい気づきがある本だと思います。
よい週末を♪





