数ヶ月ぶりに、家計簿を公開します。
この秋から、パートナー(クマ)のお金の管理も私が担当することになりました。

以前、私一人の家計簿を『づんさんの家計簿』を参考につけていました。見返すたびにお金の記録でありながらも、生活の記録にもなっていて気に入っていました。
でも、二人暮らしになってからは、それぞれの口座から担当分の支払いをして、後でざっくり精算。
食材の購入も交代で払ったり、外食も誘った方が払ったりとなんとなくの感覚でやってきました。
クマ固定費以外は、アバウトだったねぇ
お金がある方がおごる、が多かったね笑
そんな中で、クマのお金の管理もすることになり、「一度、全体を見える化してみようか」という流れになりました。
あくまでも、私のしたいことは「毎日10時間寝て、お金の心配は一切せずに、好きなデザインの仕事だけしていたい」です。
そのために、家計簿をもう一度きちんとつけてみようと思いました。
づんさんの家計簿で育った“書く力”、抜けていた“予算”という視点
過去のブログを見返してみたところ、2023年の2月から付け始めたようです。

なんともお気楽な記事。当時は逗子で一人暮らしをしてました
その後、紆余曲折あり、直近までは「づんの家計簿術」という本を参考にしてました(漫画版が読みやくておすすめ)↓
づんさんの家計簿でよかったことが、手書きで全ての支出を書いていくところです。

最初はレシートを全写しするので「平飼い玉子 498円、豆腐があればいい 148円、うまい納豆小粒 298円」と書いていくのがとにかく面倒だったのですが、
後で見返すと「お金=管理」ではなく、「お金=日々の記録」日記のようになっていました。
個人支出と共通支出を分ける工夫
ただ、今回あらためて家計簿を再開してみて、自分の中でひとつ抜けていた視点に気づきました。
それは、『予算』
今さらという気もしますが笑
特にたまちゃんを迎えてからは「二人と一匹の暮らしに、月予算や年間予算がある方が、全体を見通せて今後の計画を立てやすいかもな」と思っていました。
そんな時に参考にしたのがもふもふさんの家計簿でした。
もふもふさんの家計簿はこちらから↓

もふもふさんの家計簿でいいなと思ったのが、ご夫婦共有の支出と、個人支出がしっかり分かれている点です。
固定費と食費、日用品などをご夫婦共有の生活費としてまとめて、それ以外の支出(個人の趣味、美容、交際費)などはそれぞれが自由に管理する…
このスタイルを見たとき、これだ!!と思いました。
ずっと愛読しているのに、ようやく気づいたよ
私たちもそれをヒントに、Googleのスプレッドシートを共有し、家賃・食費・光熱費などをまとめることにしました。
ふたり暮らしの家計簿

こちらが2025年10月の家計簿です。
田舎に引っ越して来て、家賃と食費が一気に下がりました。
二人とも在宅、近所に手軽に行ける外食スポットがないため、自炊がメインになりました。クマの好きなスーパーが少し遠いため、まとめて買って保存したり、作り置きを工夫するようになったのが大きいです。
クマ私が!です。トリは一切お料理をしませんので
晩酌のアルコールも入ってこの金額は「何かの間違いでは??」と驚き、二人で確認しました…が合ってる!思わずハイタッチをしました。イェイ!
金曜日は仕事を早めに終わらせて、逗子まで買い物に行ったついでに美味しいクラフトビールを飲んでから帰ったり、「節約してる感じがないのに、お金が余り始めた」不思議な感覚になっています。

物価も上がってきてますので、しばらくこの予算でいってみようと思います。
個人支出
たまちゃんの費用は、クマの収入が安定するまでは、私が全て持つことにしています。
病院へ行って爪切りと肉球周りの毛のカットとノミダニフィラリア予防の薬を処方してもらいました。また、夏の間はフードを4kgずつ購入していましたが、今回初めて、7.5kgの大きな袋で購入しました。
被服費は、ユニクロで散歩用の暖かいズボンとパフテックコンパクトジャケットを購入しました。
後は、髪の毛のカットです。
帰省費用と来年のたまちゃん保険代は、毎月の積み立てにして準備することにしました。
特別費というかチート代もあるよ
少し前に、毎週金曜日に1,000円ずつSPXL(S&P500の3倍レバレッジ商品)を積み立てて、2倍になったら好きなタイミングで半分を引き出してOKという、遊び枠を設けている記事を書きました。

10月は売却した分から
たまちゃんのちょっと高級なおやつ:5,610円
ものすごく美味しい葉山牛:15,107円(友人が遊びにきた時に出した)
手土産:3,000円
合計:23,717円
を出しました。
元本には手をつけずに、売却益から「みんなで楽しむもの」を購入するのは豊かな気持ちになるなぁと思いました。
完璧を目指さず、続けていける形に
家計簿をつける目的をもう一度確認すると、「毎日10時間寝て、お金の心配は一切せずに、好きなデザインの仕事だけしていたい」という個人的な願いを叶え続けることです。
そのためにやるべきことは、お金の流れを把握すること(=家計簿をつけること)、お金に働いてもらうこと(=私の場合は、投資すること)です。
投資は、入金力×長期に渡って継続できる持久力次第だと思っています。
「数字が増えているのを見るのが楽しい」というタイプではないので、遊び枠を設けて時々チートしたり、金曜日の午後は仕事を入れず、美味しいクラフトビールとおしゃべりで楽しい時間を過ごしたりするのも大事だなと感じています。
家計簿をつけなきゃと思うとため息がでそうですが、「まてまて、これによって昼寝もできて、毎日安心して暮らしていけるのなら」やる価値は大アリだと思うのです。
ただ毎日、毎月のことなので完璧を目指さず、私たち二人と一匹にあった、無理なく続けていける形を見つけていきたいです。
そう思うと、家計簿って深いよね
よい週末を♪





