資産1000万円を超えてみて。取り戻した感覚

ついにこの日がやってきました。

しばらく前に達成していたと思うのですが、制作に忙しくてお金のことをチェックする余裕がありませんでした。

久しぶりにマネーフォワードを開いてびっくり！「うわぁ、1,007万円になってる」と思ったら「1,070万！！」で二度びっくりしました。

ローンや借入金やリースはなし、ゼロから築いた個人資産です。

特に変わったことはないのですが、一つの目標にしていたところを通過しましたので、これまでのことを振り返ってみようと思います。

どれくらいで達成した？

投資を始めたのは2019年の12月からなのですが、お金について真剣に考え始めたのは2017年からです。そこを起点とすると、7年かかりました。

このブログでも何度か書いていますが、１回目のフリーランスに失敗して、翌月の支払いが終わったら残りが34,725円しか残らないことに気がつき、大慌てで仕事を探しました。

ですので、スタートは、34,725円。

なぜ細かく覚えているかというと、この気持ちを忘れないようにしようと思って、パスワードにしていたからです笑

当時、都内で一人暮らしをしていたので、仕事もデザインじゃなくていい、とにかくキャッシュを得なければという状況で、応募して最初に決まった仕事に就きました（結局、デザインの仕事に決まりました。直ぐに来て欲しいと言われたので、翌日から行きました）。選ぶなんて余裕はなし、なんといっても残金34,725円ですから。

そして少しずつ、生活を整えていきました。当時の様子はこちらから↓

でも、あの頃のおバカさん加減、大胆さが懐かしくもあります。もう出来ないなぁ…

資産の内訳

2024年4月2日時点の資産内訳はこちらです。

こちらに入れていないものもあります↓
・事業用の資金
・仮想通貨（ビットコインとイーサリアム）
・レバレッジをかけている少額の積立（毎週1,000円ずつ）

フリーランス２回目なので、事業用の資金は資産に入れず別管理しています。なぜそうしているかというと、株式市場の暴落により、資産が半分になったとしても、事業用の資金には影響がないため精神的に楽かなと思って。

仮想通貨とレバレッジは、好奇心を満たすための遊び枠です。値動きが激しいので、こちらも資産には入れていません。

こちらの記事を書いたのが、2023年9月となっていますので、途中に引越しもして、8ヶ月間でこれだけ伸びたのはやはり株高の影響ですね。

取り戻した感覚とブログの効用

資産1,000万円を超えたらどんな感じがするのだろうと楽しみにしていました。

実際は特に変わった感じはないのですが、「またゼロになったとしても大丈夫」という安心感はあるかもしれません。ぎょえ〜だけど、今度は半分以下の期間で、戻って来れるはずです。

ブログの効用

ブログに書くことで、現在の状況をきちんと把握することができていると感じています。

数字の部分は出来るだけ正確に出すようにしているため、記録媒体としても良い役目を担ってくれています。

そして書くだけではなく、皆さんのブログを読むことで、「家計簿〆るの面倒だなぁ（面倒くさがり爆発）」「アレもコレもソレも欲しい（物欲マックス）」…とブレそうになった時に、しっかりと戻してくれる効用があるように思います。

正解は自分の中に

ここまでやってみて、投資も仕事も正解は自分の中にあるのだと確信するようになりました。

例えば、

投資を始める際に言われる「生活防衛費を貯めてから投資すること」
↓
【私の場合】
積立投資と生活防衛費を貯めることを同時にスタート。「生活防衛費を貯めてから」にしていたら、コロナショックの買い時を逃していました。
↓
【結論】
投資の額と銘柄による。相場の値動きに慣れる意味でも、小さく始めるなら問題ないと思います。

よく言われている「借金には良い借金もある」
↓
【私の場合】
身軽でいたいので、プライベートでも、事業でも、ローンや借入金やリースはなし（クレカの一括払いのみ）。シンプルに管理できる方が好きです。
↓
【結論】
サラリーマンの方が低金利のうちにローンで不動産を購入したり、事業を大きくしたい方が借入をする、というのはアリだと思います。でも、私はいつでも身軽に動ける機動力と自由を取ります。

こんな感じで、「自分が心地よく感じるのは、どんな時か？」「どういう状態だったら力を発揮しやすいか？」ということが、より一層くっきりとしてきました。

まとめ

2019年12月に積立NISAとiDecoを初めて拠出しました。その頃に『資産1,000万円というのは誰でも築けます』という記事を読んで、「遠い…本当か？」と思っていましたが、本当ですね。やってみたらできました。

一番の資産は、『たとえ、またゼロになったとしても、どうやって戻ってくればよいかわかっている』という知恵の部分です。

仕事もそうですが、自分で一つ一つ試しながら、時間をかけて身につけていくのは、楽しいですね。もちろん苦しい時もありますが。

最後に、インデックスファンドの父と呼ばれるバンガード創始者ジャック・ボーグルさんの言葉を。

「とにかく真っすぐ航路を進むのだ。何があっても、決めた航路を守ってぶれずに進め。私は何度も『航路を進め』と言ってきたが、毎回本気で言っている。私から伝えられるウィズダム（知恵）の中で最も重要なことだ。」

ちなみに、「#JB34725」←ジャック・ボーグルさんの頭文字＋残金34,725円、「#Seiroku34725」←本多静六さんのお名前（『私の財産告白』の著者）＋残金34,725円、といったパスワードを使って、やる気を出してました笑

よい週末を♪