いつも楽しく拝読しているエルさんの【L】米国株式実践日記の記事の中で、パックンが書いていた表現について触れられてました。
お金に悩まないで、お金に振り回されないで、ほとんどお金を気にしないで、幸せな生活ができる
無理なく貯めて賢く増やす パックン式 お金の育て方より
私が目指したい境地は、まさにこれ。
海の向こうのヨレヨレブラザーズも同じようなこと言ってたような。
というわけで早速購入して読んでみました。
パックンのお金の育て方は
1、徹底的に節約する
2、一生懸命に働く
3、投資でお金を増やす
とてもシンプルで、こちらもヨレヨレたちと同じでした。
1が強いのがJohn、2が強いのがLarry、3は二人とも大得意。
バードに何度節約の大切さを伝えたことか
えへへへ
本を読むまで知らなかったのですが、パックンは実はものすごい苦労人で(両親の離婚により母子家庭となり、10歳から新聞配達などのアルバイトをしていた)若い頃から働いてきた彼ならではの、仕事の選び方が参考になりましたので、書きたいと思います。
お金を生むのは「不足」
パックンの本の中で一番響いたのは、どのようにお金が流れているかが書かれた部分です。
お金は『不足』のあるところに流れていく
俳優やアスリートが高給取りなのは、ファンが見たい世界を体現し、ほとんどの人ができないことをやってくれるから、つまり需要が多くて供給が少ないからだとした上で、
アクティブインカム(労働収入)を増やすコツとしては、「不足」に目をつけることが大切なのです。
と書いてありました。
日本へ行くという決断は無謀か?
パックンも最初はアメリカで芸能界に入ることも考えていたそうです。
しかし、『イケメン』『インテリ』『ハーバード卒』で考えてみたところ、
アメリカだと、既に同じバックグラウンドのマット・デイモンが大活躍している、日本には外国人タレントは少ない=チャンスがあると読んだそうです。
ハリウッドを目指さず、日本に行く
この決断は、一見クレイジーなアイデアに見えますが、需要と供給を考えると納得できます。
少ない方へ、少ない方へ
この少ない方へ行くという考え方は
私とクマが通ってきた道でもあります。
(私)アパレルで残業も含めると最低賃金に近いレベルで働いていた→ウェブデザイナーとして転職した
(クマ)中卒でバイトを転々としていた→エンジニアとして就職した
今から10年ほど前だったので、ちょっとだけコードが書ければ採用という牧歌的な時代でした。後は、仕事をしながら覚えてねという感じ。
当時は必死すぎて、少ない方へ行ったなんて頭はなかったのですが、今思うと時期がよかった!とつくづく思います。
今だったらまず無理だったね
本当にラッキーでした
これからはストリートスマートの時代
これからは、風を読んで、フットワーク軽く楽しめる人が強いのではと思います。
範囲が決まっている学校の勉強や資格よりも、必要なものを自ら選びとって学び、自分でビジネスができるところまで持っていければ、最高です。
私の場合は、1の「徹底的に節約する」が緩くなりがちなので、再度見直してみようと思いました。
あれだけ言ってきたのに〜
で、ですよね
パックンの本から、お金の育て方だけではなく、キャリア面まで含めて、沢山のインスピレーションを受け取ったのでした。