ヨレヨレブラザーズ、となりの億万長者の友人

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となりの億万長者の友人について

このブログを始めるきっかけになった、となりの億万長者Johnから「新しい目標ができた!」と連絡がありました。どうやら、お友達にインスパイアされた模様(笑)

「もしかして、Larry(ラリー)?」と聞くと、「そうそう、よくわかったね〜」と言っていましたが、狭く深く友情を育むタイプのJohnだから、大体見当がつくのです。要は友達が少ない。

John

まさか、一発で当てられるなんて

トリ

すぐわかるよ〜

今日は、Johnの友人Larryと、Johnの新しい目標について書いてみようと思います。

目次

となりの億万長者の友人は、やはり億万長者だった

Johnの友人、Larryと初めて会ったのは、朝のスターバックスでした。

Johnとコーヒーと飲みながら話していると、少し離れた席からチラチラ視線を感じる…目が合うと、微かに微笑んでくれたような気がするけど、さっとPCに視線を落とす人がいました。

「さっきから、向こう側の席の人がこっちをチラチラ見てくるんだけど」と小声でJohnに言うと、「あぁ、Larryだね」と言うではありませんか

「知り合いなの?」と聞くと、「あぁ、仲良しの友人だよ」と言われてびっくり!

アメリカ人だったら、友達に会うと「ヨウヨウ」から始まり、元気よく挨拶したりハグしたりするはずなのですが(偏見かもしれないけど、私の友人たちはみんな飛んできます)

「ハイ!って声掛けないの?」と聞くと「さっき、キャッシャーのところから、手を上げて挨拶したよ!Birdが遊びに来るって話してたから、Larryも楽しみにしてたんだ」

「えっ、あれで?」と言うと、笑いながら「Larryはシャイだからねぇ」と十分すぎるほどシャイなJohnがうむうむという感じで頷いてました。

John

Larryとはスタバで知り合ったんだ

トリ

スタバはJohnの社交場ね

その後、コーヒーを持ってLarryの席に移動して、三人でおしゃべりしました。

PCをさっと片付けて席を立って椅子を引いてくれたり、おかわりはいらないか聞いてくれたり、なんだかとてもジェントルマンなLarry。

スターウォーズオタクだということがわかり、あっという間に仲良くなり、楽しい時間を過ごしました。

帰りの車の中で、LarryがSan Jose(シリコンバレー)で会社を経営していたこと、S&P500の企業に会社を売却しアーリーリタイヤして引っ越してきたこと、プログラミング言語の開発を行なっていたことを聞きました。

「何の言語を開発してたんだろう?すごいね!」と言うと「何だっけなぁ、言ってた気がするけど、明日直接聞いたらいいよ。Larryはすっごいお金持ちなんだ」「ひぁ〜、失礼だけど見えない」「だよねぇ」

と失礼なことを言いながら帰って来ました。

となりの億万長者の友達は、凄腕の億万長者でした。

二人の共通点

さて、そんな二人には共通点がありました。

穏やかでマイペース

まずはこれ。

本当に穏やかで、話し方もゆっくり。二人とも言葉使いが綺麗で、Fワード(Fで始まる下品とされている言葉、F**Kとか)は滅多に使いません。使った後は「失礼!」と映画みたいに言うから、いつも思わず笑ってしまいます。

そして、FIREをしているというのもあるのでしょうが、生き方がマイペース。

Johnはミリタリーを退役した後、一旦サイドFIREしたのですが、その時に選んだパートタイムジョブはスタバの店員さん。「シアトルにいた時からやってみたかったんだ。厳しいルールやお金の心配をしないで、一日2〜3時間、コーヒーを淹れていられるのは幸せだったね

いつかやってみたいということを、自分にとってちょうど良いタイミングで無理なく実行していくのです。

モノを大切にする

Larryと会った時、GAPのTシャツに半パンという格好だったのですが、ヨレヨレでした。

GAPのGが洗濯のしすぎで取れて、CAPに見えるくらい(笑)本人は全く気にしていません。

でも、ファンドレイジングのパーティーの写真では、ヒューゴ・ボスのスーツをビシッと着こなしていてカッコイイのです。

Johnのリビングに置いてあるガラスのテーブルとソファ。シンプルでとても素敵なデザインなのですが、どちらも道で拾ったもの。

「一人じゃ運べないから、LarryとMark(もう一人の友達。こちらもミリオネア)に電話して一緒に運んでもらったんだ」とすごく満足そうに話してました。

信じられないくらいケチである

そして、極めつけはこれ。

二人ともミリオネアなのに(だからこそかもしれませんが)価値を感じないものにお金を払ってしまった時の後悔がすごい。この時ばかりはFワードを連発します!

例えば、Larryのお家でランチをすることになり、デリバリーでカルツォーネを頼んだそう。こんなの↓

そしたら、値段は数年前の2〜3倍になっていた上に、具がちょっぴりしか入ってなかったそうで、Johnからお怒りのメッセージが飛んできました。こんな感じ↓

John

Hey definitely not worth it. There wasn’t much they put inside the calzone. (その価値はなかったね!全然具が入ってないんだもん)

John

I was shocked to see a Calzone costs $20, I remember when they were between $6 and $8 just some years ago. Everything is crazy expensive except that $1.50 hot dog at Costco
(カルツォーネが$20もするなんて!数年前は$6~$8だったのに。コストコの$1.5のホットドッグ以外、恐ろしいくらい全ての価格が上がってるね!)

この感じ、伝わります?

「ミリオネアだから、$20くらいいいじゃんよ〜」では絶対にダメなのです!

Larryと奥さんもがっかりしたそうで、今度からは誰かがコストコに行って、ピザを買ってこようと三人で誓い合ったそうです笑

トリ

ちなみに、親戚の子供たちからは「お金にうるさい、変わり者のJohnおじさん」と呼ばれてるんだって

John

失礼しちゃう!

Johnの新たな目標

そんなJohnの新たな目標は、『配当で月1万ドル(日本円で135万くらい)』だそう。

なぜかというと、アメリカではインフレが凄くて物の値段がどんどん上がっていっているというのと、Larryの配当収入が月1万ドルを超えていて、そのポートフォリオを見せてもらったからだそうです。そして、「あ!できそう」と思ったんですって。

LarryもJohnのポートフォリオを見ながら、色々アドバイスをくれたそうです。

「君なら絶対できるよ!」と言われて、Johnは本気でやってみようと思ったそうです。

まとめ

しかし、資産規模なんて足元にも及ばない私によく色々教えてくれるなと思います。

今朝も、「これ観るといいよ」と動画のリンクが送られてきました。

Billionaire Charlie Munger Reveals The Reason Berkshire Hathaway Is Sitting On $88 Billion in Cash

「なんでこんなに親切なの?」と聞くと「えっ、友達だから当たり前でしょう」と言われました。

お金を大事にするように、友情も大事にする。ちゃんとケアする。

JohnもLarryも、ヨレヨレした格好で歩いていても、心はピュアで熱いんだよなぁと思いました。

そして、私もその友情に応えたいと思ったのでした。

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