フリーランスの一番の問題は、何もしないとスキルが伸びないことではないかと思います。
特にクライアントワークでは、「何か新しいもの」「見たこともないようなものを作って」と言われることは皆無で(当たり前w)、今まで作ってきたもののバリエーション違いを求められることが多いです。
そのため、長く働けばポートフォリオの数は増えますが、新しいスキルは自分から求めていかないと身につきません。横には広がるけど縦には伸びないイメージです。
そして、スキルがすごい勢いで身につく時というのは、「どうしても、どーっうしても形にしたい」という執念がある時、もしくは「○日の○時までに仕上げないと仕事を失う」くらいの切羽詰まった時。
お尻に火がついている状態ね
5月は、それまでの忙しさから解放されて、クマもびっくりするくらいのんびりしていました。
FIREの予行練習と言ってたけど…
おかげさまで制作意欲も戻ってきましたので、この問題について、これからどう対応していくかを考えてみようと思います。
フリーランスの時間割
というわけで、この数週間、自分がどのように時間を使っているのかを観察していました。
そして、微調整を加えながら、自分の満足度が高い時間の流れを探っていきました。
『大量の仕事がこなせる』ではなく、『寝るときに満足度が高い』『明日が楽しみな』スケジュール
これがポイントです!
その結果、今のところですが、こんな感じに落ち着きました。
【通常ルーティン:在宅】
6:00 起床
調べもの、コードを書く、何か作る
9:00
休憩
10:00
クライアントワーク
14:00
休憩
15:00 〜
自由時間
朝起きてすぐ〜9時まで、自分の好きなことをやります。コーヒーを飲みながらブログを読んだり、書いたり、調べものをしたり、ラフスケッチをしたり、手を動かしてコードを書いてみたり。
朝の集中力がある時に、クライアントワークとは関係のない、一番やりたいことをやっています。
9:00~休憩してNetflixを1話見たり、クマと外に散歩に行ったりして、10:00~14:00まではクライアントワークをやります。
その後、お昼ご飯を食べて、自由時間です。
忙しい時は、クライアントワークの続きをしますが、土日もこのルーティンでやっていると、意外と15時〜はお昼寝してから本を読んだり、Netflixを見たり、朝の続きで何かを作ったり、自転車でお出かけしても問題ないことがわかりました。
例外として、月に数回撮影が入っていて外出します。
【例外①:外で撮影の日の時間割】
6:00 起床
調べもの、コードを書く、何か作る
8:30 家を出る
9:30 撮影開始
11:00 終了
12:00 銭湯
14:00 お昼ごはん
業務の返信、撮影データまとめる
16:00 お昼寝〜自由時間
最近、帰りに銭湯に寄ってゆっくりしています。
そして、月に1〜2回、取引先でミーティングあります。この日は出かけたついでに、ねっこやうさこと待ち合わせてごはんを食べることもあります。
【例外②:取引先でミーティング】
6:00 起床
調べもの、コードを書く、何か作る
9:00 家を出る
10:00 取引先到着
デザインワーク
13:00
休憩
14:00
ミーティング、デザインワーク
19:00 〜
帰宅、会食、友人とごはん
大体、この3パターンです。先週は、例外①と②が連続してしまい、ものすごく疲れました。
でも次の日、いつものルーティンに戻ったら、なんだかホッとして集中できましたので、今のところ合っていると思います。
先人の知恵と「次、何をやろう?」
なぜ、ルーティンを決めようと思ったかというと、「次、何をやろう?」と考えた時に、何も決まっていなかったからなのです。何がいいかな〜という感じ。
今の仕事にプラスして始めるので、「次のことを考える時間・手を動かす時間」を意識していないと、仕事が忙しくなった途端、うやむやになって流れてしまい、一年後も今と同じスキルのままだったら嫌だなと思いました。
そして、先日たまたま見つけたこちらのYouTube。
Benはフルタイムでエンジニアの仕事を続けながら、空いた時間で自分のゲーム作りを6年間もしているのです。
何が目に留まったかというと、Johnに似ていること。
見た目も(もう少し年齢を足して)落ち着いた話し方も、早起きなところも、ヘルシーな生活を心がけているところも、キッチンの綺麗さも、机の上がいつもキッチリ整っているところも、そっくり過ぎて笑ってしまいました。
え、そお?
チェンネルを始めた理由が、「フルタイムの仕事をこなしながら、楽しく健康的なライフスタイルを維持し、成功したインディーゲーム開発者になるための挑戦を記録するために、このチャンネルを作りました」だそうです。
真面目w…似てる
丁寧に作られた動画を見ているうちに、なんだか私もやってみたくなったというのが本音です。
こうやって素敵な考え方を発信している人がいて、自由に知ることができる、本当に良い時代になりましたね!
好きなことを嫌いにならないために
フリーランスになったばかりの頃は、まさかこんな問題が出てくるなんて思ってもみませんでした。好きなことを嫌いにならないための(飽きないための)対策が必要だなと思いました。
今まで、これだ!というものが来たときは、休日も何もかも放り出して、全ての時間を使って全力投球。
今は、次の「これだ!」を待っている時なのかもしれません。
それまでは、あーでもない、こーでもないと言いながら、手を動かして色々試してみようと思います。