【嫉妬について再考】もし私が嫉妬するとしたら、この女性たち!

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ブログを書いていて面白いと思うのが、自分では備忘録的に書いた記事や個人的な興味で書いた記事が意外と読まれていると気がつく時です。

↓こちらの記事はその最たるものでした。

お友だちのもふもふさんが、ブログに取り上げてくださり、その考察の面白いこと!ぜひ、読んでみてください。

もと散財社畜女の都心ミニマルライ...
【嫉妬する時される時】どうするのが正解?私の魔法ワードはこれ。 こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。お友達のバードさんの記事で、なるほどなあと思ったことがありました。才能があるゆえに人...

もふもふさんの記事の中で、嫉妬する時とされる時、この魔法ワードを使うといいよ!というのがあって

嫉妬する時 → やば!追いかけるわ
嫉妬される時 → ごめん!先行くわ

なんて潔く、清々しいのでしょう!

嫉妬する時の追っかける感じ、なんだかとっても楽しそうと思ったので、「もし私が嫉妬をするとしたら、誰だろう?」と考えてみました。

今日は、「やば!追いかけたいわ」と思う女性たちについて書いてみようと思います。

目次

父がなりたい人物は私w

私は人に対して、ほとんど嫉妬をしないのです。

若い頃はそれによって「飄々としている」と言われたり、環境によっては「鼻につく」と思われることもありました。

でも本当に、誰かを羨ましいと思うことがあまりなく、それよりも興味のあることを自分のペースで深めていくことが好きです。

最近、父と話していて「我が家の極楽とんぼさんは、本当に好きなように人生を送ってる。生まれ変わったら、君のようになりたい」と言われました。

親に「君のようになりたい」と言われるなんて、なんだか光栄ですね。

父が印象的だったと言っていたのが、高校3年生の夏休みのことです。

受験勉強を一切せず、寝っ転がって塩野七生を読みまくっていたのに、11月ごろになって突然「世界を見たい」と言い出し、猛勉強を始めたのだそうです。

そして奇跡的に合格し、3月に実家を出ました。その年の夏には一人でバックパックを担いでイタリアへ。アッピア街道の絵葉書を送ってきたのを覚えているそう。

その絵葉書には、「毎日めちゃ楽しい。思ったより(アッピア街道は)狭かったよ」とだけ書かれていたそうです。

母と二人で「本当に好きなようにやるなぁ」と感心したと笑っていました。

トリ

何を書いたか、全く覚えてない。ローマの郵便局に並んだのは覚えてる

MOMAの一角で輝いていた絵、アグネス・マーティン

こんな雪の日に行きました。MOMAの中庭を見ているところ。

2018年に、ニューヨーク近代美術館(MOMA)を久しぶりに訪れました。

20世紀の絵画、ルソーの『夢』やピカソの『アヴィニョンの女たち』といった大作を見た後に、アグネス・マーティンの作品が並べれている一角にきました。

その時、すっと気持ちの良い風が抜ける感じがして、初めて「自分の部屋に飾りたい」と思いました。

アート作品を見て所有したいなんて思うことなんて滅多にありませんが、その静けさと柔らかさは、深いところに届くような気持ちよさがありました。

ピカソの『アヴィニョンの女たち』の横では圧倒されて寝れないけれど、アグネス・マーティンの絵は、幸せな気分で昼寝ができそうです。

ジョージア・オキーフの家

もう一人の女性は、ジョージア・オキーフ。

彼女は花や木や骨をモチーフとした作品で有名ですが、私が好きなのは砂漠の中にある彼女のアトリエと家のインテリアです。

窓からの自然光がたっぷり入るアトリエには、土壁や木材といった自然素材が使われ、オキーフが野外から拾ってきた動物の角や石や貝殻などが無造作に置かれていて

作業スペースには、イーゼルやキャンバス、筆や絵の具が整然と並べられている

窓際に佇むオキーフのポートレートが画集に載っていたのですが、それがとても素敵でした。

その本が見つからないので、ご興味ある方はこちらのサイトをご覧ください。

Openhouse Magazine
Georgia O'Keeffe's Abiquiú Home Her regulated intake of objects, views, design, activities and even people (those she would carefully opened her house to) are powerful experiences for today’s ...

二人の共有点

アグネス・マーティンの絵と、ジョージア・オキーフの家。

二人には共通点があって

アグネスはニューヨークでの名声を捨てて砂漠へ。55歳で一旦それまでの芸術活動を休止してニューメキシコへ移住しました。7年くらい何もせず、62歳で制作を開始。以後、亡くなるまでの30年くらい作品を作り続けました。

オキーフもニューヨークを離れて、荒野へ。晩年は視力を失いながらも98歳で亡くなるまで、創作を続けました。

二人の、一度自分のフィルターを通してから、外へ表現していく姿勢が好きなのだと気がつきました。

私のフィルターのイメージは、コーヒーのペーパーフィルターのようなイメージで、濾す感じです。

トリ

コーヒーをドリップで淹れる感じだよ

コーヒーでいうと、アグネスはスッキリと澄んだ一杯。オキーフは力強い香りのしっかりした一杯といった感じでしょうか。

まとめ

「それにしてもいいなー、好きな場所で好きなように表現を追求できて」というのが、一番の感想です。

つまるところ私は、好きなことを好きなようにやって生きたアート分野の大先輩たちに憧れ、嫉妬するようなのです。

そして、二人とも長生きなのもいい笑

オキーフと同じ98歳まで生きるとしたら、あと50年以上ある。

さぁ、これから何を作る?何を表現する?と楽しみになってきたのでした。

嫉妬という感情についてですが、自分の視野を拡大したり、世界をより面白く見るための小道具として使うと良いのではないだろうか?と思ったのでした。

よい週末を♪

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