昨年の途中まで続いていた家計簿ですが、秋〜冬にかけて仕事の忙しさがマックスになり、月末にレシートを見ながら〆るのが億劫になってしまい、中断してしまいました。
その後、パートナーのクマが燃え尽き症候群になり、しばらく仕事をお休みすることになりました。
そこで、今までこんな感じで折半していたところを
我が家のざっくりルール
◯家賃はほぼ半分ずつ(クマが個室を使っているため、クマの方が少し負担大)
◯🐻:火の係(食料の調達と調理、それに関わる費用負担)
◯🐥:水の係(食器洗い、掃除、洗濯、それに関わる費用と水道光熱費負担)
◯家電等、大きな出費については割り勘
私が+食費を負担することになりました。お料理は得意ではないので、毎日クマが作ってくれています。

プライベートシェフがお家にいます笑

お肉ばかりに偏らないよう気をつけてます
今日は、今までの家計簿の問題点とKindleでたまたま見つけてやってみた『づんさんの家計簿』の感想、今月の家計簿を公開したいと思います。
今までの家計簿の問題点
家計簿が続かない原因を考えてみたところ
・月末にレシートの束を見るとげんなりする
・仕事の締め切りと月末が重なることが多い
・マネーフォワード(有料版)を使っている&支払いはクレカに集約していて現金は使わない。全て記録されてはいるが改めて見ることは滅多にない
・ざっくりわかっていればOKと思っている
気持ち的にも仕組み的にも「これじゃあ続かないよね」ということがわかりました。
そして先月から、『クマがしばらく働かないかもしれない&今後は私が大黒柱になるかもしれない』という状態が発生しました。
そうなると、優先順位がくるっと変わり、もう一度ちゃんと向き合ってみようとなったのでした。
づんさん式で手書きで書いてみた
そんな時、たまたまKindleのおすすめに上がってきた本があります。
数ページ読んでビビる!
なぜって、「購入したものをすべて手書きでノートに書く」というのが、づんさんの家計簿の基本のキなのです。

げぇ〜と思いましたよ
この漫画を描いているうださんがづんさんに教えてもらいながら、家計簿をつけて家計を改善していくというお話なのですが、うださんも「これを私がやるのぉ〜。やだ〜面倒〜」と叫んでいるシーンがあって共感しまくりでした。
普段だったら絶対にやらなかったと思います。でも、どんなに便利だと言われているアプリやエクセルを使っても続かなかったので試してみるのはアリ、そして食費くらいは把握しておかないとというのも大きかったです。

えっ食費ですか?10万くらい??
一番いいなと思ったのが、文中でうださんが「おお!見えた」とお金の流れが見えるようになり、家族にとって良い判断ができるようになるシーンです。
デザインもあれこれ手を動かしているうちに、ある時「あ!わかった」と全てが見える瞬間があるので、同じ感じだったら嬉しいなと思い、始めることにしました。

この瞬間を味わいたくてデザインしていると言っても過言ではない
そして、こちらがやってみた家計簿です。

レシートをそのまま写して、合計金額を丸で囲む(水色枠を合計した金額、左下にレシートの合計支払い額を記入)、支出合計を上から合計していく(赤字)、お金を使わなかった日はNo Money Dayとして記録、とてもシンプルでした。
2025年1月の家計簿
手書きで書いたものをエクセルで一覧にしたものがこちら。固定費と変動費で分けてみました。

以前の記事では各項目について説明していましたが、これからは変化のあったところや気づきのあった項目のみ取り上げたいと思います。
食費について
「よく食べるクマの食費を全額負担して大丈夫だろうか?笑」という心配は杞憂に終わりました。
私が帰省している間に、食欲のなかったクマは以前ダイエットをしていた時の1日1食生活に戻していて、そちらの方が体調が良いそうなので、しばらく続けてみることになりました。
二人とも家にいて、クマ1日1食(メイン:しっかり食べます)、私1日1.5食(クマと一緒にしっかり食べるメイン+納豆卵かけご飯くらいの食事)、チートデーにドミノピザやケンタッキーフライドチキンを購入したり、夜中にコンビニへおやつを買いに行ったり、調味料や食材も良いものを購入して、大体5~6万円内に収まることがわかりました。
こちらにはクマが買ってくれたアイスやビールは入っていないのですが、5,000円以内だと思うのでOKでしょう。
日用品について
実家に帰った時に、両親がスーパーやドラッグストアのアプリを使いこなしていて驚きました。
二人とも悠々自適の年金生活だと思うのですが「もったいなか。割引の日しか買い物に行かんばい」「少しでも浮かせて、クルーズ行きたいけん」と、現役の時には見たことがないお買い物ボードが壁に掛けてあり、必要なもの、欲しいものを一旦書いておく→割引の日に精査して二手に分かれて買い物に行くという生活をしていると教えてくれました。
そこで私も20%オフのクーポンがあったので、数ヶ月分の日用品をまとめて購入しました。

荷物持ちとして、同行しました
特別費について
特別費は、親戚とお寺へのお年賀、母へプレゼントしたユニクロのルームシューズとウェブカメラ(Zoomで話す用)、帰省時の交通費です。
田舎なので空港に行くにも、親戚のお家へ行くにも遠い。交通費はかかりますね。
まとめ
手書きの家計簿をクマにも見せたところ「ひぇ〜」と驚いていましたが、「こないだのブリ美味しかったね、いくらだったけ?」ノートをパラパラ「2切れで776円」と正確に答えられるようになったので、お買い物が楽しくなりました。
今月は初めてだったこともあり、経費も含めて頭からどんどん書いていって、経費以外のレシートは書いたら捨てるというやり方でした。レシートを書いたら捨てられるというのも、スッキリします。
また、支出がある度に書いていくので、月末の〆がものすごく楽でした。これでしたら仕事の締め切りと重なっても大丈夫そうです。
来月は経費ページを別で作り、最後に〆る際に見やすくしようと思います。

ねっこから素敵なノートをもらったのだ
何よりもよかったなと思っているのが、クマと食材の買い出しから確定申告、投資についてまで、お金の話をざっくばらんにするようになったことです。クマからお金について話すことも増えました。
これが今回のシルバーライニング(悪い状況の中にも良い面がある)だとしたら、長い目で見ればものすごく良いことなのではないか、このタイミングでよかったなぁと感謝しているのです。
良さそうなので、引き続き来月もやってみます!
よい週末を♪