70代の母への久しぶりの親孝行と資産管理

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先週、母が定期検診のために、東京へやってきました。

今回の滞在は、土日を含めて4泊5日でした。年に一度は海外のクルーズへ父と行っているし、数年前まで横浜に住んでいたので、一人でも大丈夫でしょうと思っていたら、とんでもない!

お母さん年取ったなぁと何度も思ったのでした。

今日は、退職してからパワーが衰えた母について書いてみようと思います。

目次

お母さん、年取ったなぁと思った瞬間

今回、父が往復の航空券を取って、私がホテル代を持つことにしました。

父が取った航空券というのが、福岡↔︎成田の格安航空券。時間だけはある二人、海外へ行く時も、「いかに安く、長く、のんびり行けるか」という基準で選んでいます。

でも、成田は遠い上に、飛行機が遅れました。母は福岡空港で、私は成田空港で何時間も待つ羽目になり、到着した時にはクタクタになっていました。

さらに頑固に、心配性になった

こちらへ来る前に電話で、「○日は事前検査で、○日は朝から本番の健診、○日はお友達に会う日」というのを聞いていました。

会って直ぐに、最後の日の「お友達のお宅への行き方」を聞いてきたのにはびっくり(5回は、行ったことがあります)。「後で調べるから」と言ったのですが、何度も何度も聞いてくるのです。

トリ

結局、到着ロビーの椅子に荷物を置いて、調べました

去年福岡へ帰った時に、Googleマップの使い方を教えたはずなのに、使いこなしているのは父のみ。

そして、私の仕事も現物を見せるまで「フリーランスだと不安だねぇ」「今の仕事が来年もあるといいねぇ」とこちらの神経を逆撫でするようなことを平気で言ってくるのです。もちろん何度も。これにはびっくりしました。

あまりにうるさいので、母に私の仕事の一部を見せたところ「あら〜、プロが作った作品みたいね」と言っていました。そしてようやく静かになりました笑

歩くスピードが遅くなった

毎朝、家でストレッチをしていると聞いていたのですが、歩くスピードが遅くなりました。

横断歩道を渡る時に、「少し急げる?」と聞く場面があったのですが、「うん」と言いながらスピードは上がらず、ゆっくり歩いている母を見て、今後は絶対に急がせてはいけないと思いました。

待ってくださった車の方、ありがとうございました。

お金や新しいものへの興味が失せている

そして、一番ショックだったのが、新しいものへの興味が失せていることでした。

母といえば、たくさん稼いで、Widows95が出たくらいから自分のパソコンを持って、エクセルで関数を使って色々作っているイメージでした。

ところが、「新しいアプリだの、なんだの、もう覚えたりするのが億劫で」なんて言うではありませんか。今までの母だったら「私も知りたい〜〜。へぇ、面白いわね!」と興味津々のはずなのです。

クマにも「僕がついてますから、一緒に設定しましょう」と優しく指導されていました。

クマ

ママベアーにも教えていますよ。この世代の方は、みなさんノートを取りますね

お金に関しても、母が2013年から積み立てているNISAが倍以上になっているので、「一部売って、新NISAの方へ移行する?お父さんみたいに、高配当株を買ってもいいし」と言ったところ

今までだったら「私、〇〇の株が欲しいな〜、あれも欲しい、これも欲しい」となるところが、「うーん、もうあんたに任せる」と言われました。こちらは、父に連絡を取って、一緒に考えることにしました。

母へのプレゼント

そんな母へのプレゼントは、「スマホが古くなって、バッテリーが持たなくなった」「字が小さくて見えにくいから大きな画面のスマホが欲しい」と言っていたので、新しいiPhoneにしました。

頑固ちゃんになっているから、一緒にアップルストアへ行って、ちゃんと実物を見て「今出ているスマホの中で一番大きな画面のもの」であることを確認してもらいました。

そして、海外で失くしても大丈夫なように、アップルケアの盗難・紛失プランにも加入。

かなり古いスマホだったため、データ移行はクマがやってくれて助かりました。これで、ぶつぶつ言う対象が一つ減りました。

トリ

クマがいてくれて、本当に助かったよ

まとめ

多分、母にとってはある時から時代が急激に変化して、ついていけなくなったような感覚になったのかなと思います。

「薬学部に行かなかったら、数学科に行って高校の数学の先生になってたかも」昔から理系で、勉強はよくできた母。ついていけないというのに、劣等感や疎外感を感じているのかもです。ついていく必要もないのだけど。

一方、退職してから元気いっぱいの父。昔からマイペース、多趣味な父は「時間がいくらあっても足りんばい」と、朝4時からプログラミングでゲームを作ったり、YouTubeを観たり、関連する大学の講座を受講したり大忙し。

「生まれる時代を間違えた!お前の世代だったら、絶対にフルリモートのエンジニアになるね。そしたら、お前も嫌いだった高校なんか行かずに、うちで一緒にプログラミングして遊べたのにね」と楽しそうに言っていました。

やはり、「興味・好奇心」と言うのは、人を若くするなぁと父を見て思いました。溌剌としています。

そして、仕事に依存していなかった父強し。いくつになっても、好きなものがある、学びたいものがあるって素敵なことだなぁと思いました。

色々思うところがありましたが、母の検査結果も大丈夫でしたので一安心です。

母が検査を受けている間、私はマッサージに行くくらい疲れていたので、週末はとことんゆっくりしようと思います。

よい週末を♪

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