パートナーのクマさん、仕事で上手くいかないことが続き、すっかり元気がなくなってしまいました。
…とういうのが、去年の11月のこと。
「これはまずいな」と思ったので、「一旦、全てストップしてお休みさせてもらったら?いつ辞めたっていいよ」と伝えました。
普段はおしゃべりで社交的、老若男女問わず誰とでも仲良くなれちゃうタイプで(私の両親はクマのことが大好きで、息子のように思ってくれてます)、本人もこんな風に言っているのに
クマですが、ゴールデンレトリバーのように温厚です
わかる!犬っぽいもんねぇ
この2ヶ月は暗かった〜〜〜笑
年が明けても一向に仕事に戻る気配もなく、一緒に散歩に行ったり、ご飯を作ったりする以外はゲームをしているので、「これは長引くかもなぁ」と思い始めました。
今日は、パートナーが鬱っぽくなってしまうという初めての体験をして感じていること、私がやってみたことを書いてみようと思います。
クマ、無収入になって2ヶ月
クマがお休みして2ヶ月経ちました。
【我が家の状況】
◯フリーランス同士、結婚はしていません
◯クマはエンジニア、私はデザイナー、自分のスキルと人脈が頼り
◯世帯は別、もし一緒にすると所得税率33〜40%ゾーン
◯都内の賃貸、秋に更新あり
◯家賃はほぼ折半、食費はクマ、それ以外は私の負担
我が家の状況はこんな感じで、社会的信用が全くないと言っても過言では無いほど、危なっかしいですね。
二人とも自分が働いて収入を得ない限りは、生活の保障がありません。
まさかクマがメンタルをやられちゃうなんて
この状況を鑑みて、フリーランスの怖さというかデメリットを痛感しました。
フリーランスのデメリットを痛感してやったこと
フリーランスのデメリットを痛感して、不安が忍び寄ってきました。わーとパニックになるというよりは、もわ〜んと少しずつ浸食されていく感じなのだということも、初めてわかりました。
私がやったことは、こんな感じです。
◯不安に思っていることをどんどん書き出す、一覧にする
↓
◯現在かかっている家賃やその他の費用をGoogleスプレッドシートに入れて、一年間の総計を見える化
↓
◯全て出たところで、スプレッドシートを見ながらクマと話し合う。最優先はクマのメンタルの回復
↓
◯選択と集中で削れる経費は削る
不安の原因を書き出していたときに気がついたことは、不安と一言に言っても「クマの不調の程度といつまで続くかわからない不安」と「お金がいつまで持つかの不安」のざっくり2つに分かれているということです。
そこでハタと気がついたことがありまして、それは「クマの不調の程度といつまで続くかわからない不安」については当の本人もわからないだろうから、他人の私にわかるわけがないという当たり前のことです笑
【不安を書き出して分かったこと】
◯クマの不調の程度といつまで続くかわからない不安→答えは出ない
◯お金がいつまで持つかの不安→私の方で計測できる
だったら私は、「お金がいつまで持つかの不安」にだけ向き合えば良いのだなと思いました。
書くと簡単なのですが、もわ〜とした不安に包まれている時って案外わからないものですね!
ここが実はトラップだったよ
次に、「お金がいつまで持つかの不安」を考えてみると「確定申告時の所得税からの、住民税、国民健康保険料、今年かかる予定の家賃や光熱費などの固定費、食費などの総計が見えてないから、いつまで持つかの計算が出来ないのだ」と気がつき、ChatGPTに相談しながら一つずつ金額を出していきました。
全ての数字が出たところで、クマを呼んできて(美味しいお茶とお菓子も用意して)スプレッドシートを見ながら話し合いました。
そして、
◯クマはもう少し休みたい
◯最優先はクマのメンタルの回復
◯お金についてはしばらく心配がないこと
◯もっと選択と集中をして、削れる部分は削る
◯就業不能保険(働けなくなった時の生活費を補う)の検討もあり
ということを確認しました。
健康 >> お金の順番、元気だったら何でもできるを実感中
色々調べているうちに、「就業不能保険ってフリーランスでも加入できるのね」ということに気がついたり←考えたこともなかった「確定申告が最初のヤマだと思うから、クマの確定申告も手伝うよ」と伝えたり「家賃が大きいから、更新はしないで郊外もしくは地方に引っ越すのもありだな(今の場所にしばらく住むつもりでしたが変更)」と思ったり、だんだん勢いが出てきました。
早速、内見を申し込んじゃった
絶対に絶対に
健康 >> お金の順番
です。
不安を感じながらも、毎日ぐっすり8〜10時間眠れる私の体に感謝です。元気だったら何でもできるは本当ですね。
そして、これを書くと不謹慎かもしれないのですが、実はちょっぴりだけ面白がっている私もいます。
クマは元気がなくなって食欲も落ちているので、痩せ始めましたし笑、私は『NO BUY YEAR(食料など必要なものは購入するがそれ以外は買わない)』を実践する状況がどんぴしゃでキタ!という感じです。
モノづくりに携わる上で「調子が良い時だけでなく、悪い時でもあきらめない。運の波、気分のムラを乗りこなす、やり過ごす術を知っている」というのはとても大切だと思っていて、クマがクリエイターとして飛躍する突破口になるのではないかなとも思っています。
「まぁ、しゃーないな。なるようにしかならんけん」というのが、今のところの感想です。
よい週末を♪