クマと再び一緒に暮らし始めて３ヶ月が経ちました。
最初は、「ソファ、欲しいね」「ダイニングテーブルも買う？」「ベッドも入れる？」なんて言っていたのに、どれも実現していません。
寒くなって、お店に見に行くのが面倒になったというのもありますが、なくても特に困らないというのも大きいのかなと思います。
クマ寒くなって、眠気に襲われてます
トリ二人ともよく寝てるわね
そして、ものが少ないため、多目的に使えるリビングが心地よくなってきました。好きだからこそ悩ましいインテリアについて、書いてみようと思います。
逗子→現在のビフォーアフター
逗子では、一人暮らしをしていて、お部屋は１Kでした。
８畳くらいだったので、この手前にワーキングテーブルとチェアを置いて、少しでも広く使えるようにベッドはおかずにお布団生活でした。
トリもうすでに懐かしい
そして今
全く同じ（笑）
クマがパソコンを運ぶ時に使った、無印のビーズクッションが気持ち良くて取り合いになったため、３つに増やしました。
欲しいと思っていたソファとベッド
欲しいと思っていたソファとベッドはあるのです。
20代の頃に、大橋歩さんが出版されていた『Arne（アルネ）』という雑誌がありました。
初期の方に村上春樹さんがエッセイを書かれた号があって、そこから読み始めた季刊の雑誌です。
途中からニューヨークへ行ったので全部は読めてないのですが、遊びにくる友達に持ってきてもらったりして、大事に大事に読んでいたのでした。
トリ貴重な日本語の本。読んで自分を取り戻してたよ
その中に、大橋さんの素敵な線画で描かれた一つのソファがあって、「将来、ソファを買うとしたらこれにしよう」と固く心に決めたのでした。
マレンコというソファ
この大らかな丸み、いかにも座ってくださいと言わんばかりの容姿、「マレンコ」というちょっと面白いネーミング、ずっと覚えていたのです。
「ようやく買えるようになったよ」と久しぶりにサイトを見て思ったのでした。
コアラマットレス
ソファに比べると、ベッドの方は思い入れが少なくて申し訳ないのですが、こちらは試したいと思ったベッドです。
ロングスリーパー気味なので、お昼寝も合わせると毎日8〜10時間寝ている私を見て、
クマベッドにはお金をかけて、本当に気に入ったのを買いなよ
とクマにも言われる始末。
フリーランスになって一番良いことが、毎日好きなだけ寝れるということかもしれません。
というわけで、ベッドを購入するのなら、ショールームで体験した中で一番寝心地がよかったコアラマットレスのBAMBOOがいいかなと考えています。
風が通る家
さて、ここまで具体的に決まっているのにも関わらず、まだ購入には至っていません。
なぜだろう？と考えてみると、軽くて動かしやすいだんご３兄弟（クッション）、折りたたみですぐに片付けられるテーブル（袋に収納できるくらい小さくなります）、
仕事をしながら、ふと振り返ると日光浴をしているカーリーさんたち（観葉植物）がいて、適当に散らばっているだんご達がある風景が「自由」「簡単」「気持ちいい」を象徴しているからかもしれないなと思いました。
ものがないから、いつお友達が来てもOK。適当に座ってもらったら、直ぐに宴を始めることが出来ます。
風と光だけは存分に吹き抜けていく穴蔵。
しばらくはこの自由の感じを味わうのもいいかもねと思い始めたところなのです。
なんとなんと、ほぼ日に上記のアルネの全号がまとめられたページがありました。素敵な内容と手触りでした。
https://www.1101.com/store/sayonaraarne/about/index.html
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