ミリオネアのJohnが日本に遊びに来るのは、いつも秋。
この春、カリフォルニアで生活するのが心から疲れたそうで、「もう以前のヴァイブ(雰囲気)じゃないんだよ」とぶつぶつ言いながらやって来て、数週間前から日本に滞在しています。

ヴァイブってこういう風に使うのね

日本は安全でほっとします。秋も来るよ!
週に1〜2回くらいランチをしたり、お茶したり、朝コーヒーを飲みに行ったり、女友達よりも会ってます笑
今日はJohnと会って、よい意味でのマイペースは最強かもしれないと思ったことを書いてみようと思います。
Johnは、誰にも投票しなかったらしい
最初に鎌倉駅で会って、ハグして一通りの挨拶を済ませた直後、「こっちは、トランプのせいで10万ドル(1500万くらい)、一気に飛んだよ。バードはどう?」と聞かれました。
「私はマイナス1.5万ドル(200万ちょい)くらいかな」と答えると、「うむうむ、バードのポートフォリオはテック系が多いから仕方ないね。売ってないでしょうね?」と今度は先生のような口調で聞かれました。

もちろん売ってませんとも

よろしい
でも、Johnの総資産額からすると、よくマイナス10万ドル(1500万くらい)くらいで収まっているなと逆に感心してしまいました。はっきり言って、彼にとっては、痛くもかゆくもないレベルです。
普段、政治の話はあまりしないのですが、ランチを食べながら「大統領選、どっちに入れたの?」と聞いてみたところ「どっちにも入れてないよ。この人にアメリカの大統領になってほしいと思う人がいる時だけ、投票に行くんだ」と言っていました。
「わぁ、Johnだね〜そういうところ」と言うと、「そう?デザートはスタバにする?それとも、こないだのチョコレート屋さんにする?」と普通でした。
物静かで穏やかだけどくっきりとした芯がある、Johnの人柄を感じた出来事でした。
Johnが恵比寿で見つけた宝物
次に会った時、「ねぇねぇ、恵比寿ですごいものを見つけてしまったんだ」とキラキラした笑顔で話し始めました。
Johnは、14歳の頃に新聞配達をしてお金を貯め、初めてNikonの中古カメラをゲットしたそうです。大切に使って、学校で写真のクラスを取ったりして楽しんでいたそうですが、19歳の時に学費が足りなくなってしまい、泣く泣く売ったそうです。
そのことをずっと悔やんでいたそうなのですが、なんと恵比寿のカメラショップに「製造年もシリアルナンバーも途中まで同じ、きれいな状態のもの」が売られていたそうで、翻訳アプリを駆使して、カメラショップのおじさんとやり取りし、無事に購入できたと喜んでいました。

夜ご飯を食べた帰りに、偶然見つけたんだ
フィルムを入れて、手動でシャッタースピードやF値も合わせなくてはいけない、ヴィンテージカメラ。
「フィルムで撮ってみて、現像がうまくいかなかったり不具合があったら30日以内だったら返金するよ」とおじさんが言ってくれたそうで、早速フィルムを買って、東京の街をルンルンで撮影しています。
「久しぶりだけど、手に持った感じ、覚えてるんだよね。このダイヤルを回してフィルムを送るんだけど、音がたまらん」と大興奮でした。
まとめ
【Johnまとめ】
⚪︎絶対に、自分の意に反することはしない
⚪︎自分の世界を大切にしている
こんな風にマイペースに日々を楽しんでいる友達と「あーでもない」「こーでもない」と投資からスタバの新作、お互いの家族のことまで話せるのはありがたいなと思います。
Johnと話していると、だんだんと言葉の壁みたいなものがすぅっと消えて、「だよね」「ねー」だけで話しているような不思議な感覚になる時があります。
きっと気の合う人とはそうなのだ。
珍しくお出かけが続いていて、ブログの更新がいつも以上にスローになっております。明日はうさこが2月から約束していた「居酒屋ベアー」にやってきます。クマはキッチンで仕込み中。

最近まで家探ししてましたからね
素敵な連休を♪