最近、「どうやったら自由に制作できる時間を増やせるのか?」ということばかり考えています。
昔は仕事の連絡といえば電話かメールだけだったのに、SlackやLINE WORKSなどが主流となり、意図的に切っておかないと、どんどんメッセージが届くようになってしまいました。
短いメッセージでやり取りできるので便利ですが、集中力は削がれます。
もう色々シンプルにしたい〜〜
そこで、私の生活の中で上手く回っているものと改善が必要なものを書き出してみたところ、投資に関しては「方向性に迷いなし、口座もアプリも必要最低限、自動で積み立てるだけ」といい感じにミニマルになっていることに気がつきました。
このシンプルな仕組みによって、気持ちが楽になっているので、今日はそのことについて書いてみようと思います。
3つの指数を、3つの目的で使い分ける
現在、iDecoとNISAを使って自動積立をしています。
① eMAXIS Slim S&P500:毎月6.7万円(iDeCo)
→ 老後のための“土台”づくり。焦らず、淡々と。
② FANG+:毎月10万円(NISA:つみたて投資枠)
→ 世界のインフラとこれからの産業革命を担っている、わかりやすい“主役”。
③ NASDAQ100:毎月2.5万円(NISA:成長投資枠)
→ 少し分散を効かせて、“安定”のサポート枠。
合計で、毎月約19万円。
S&P500は、老後のための土台づくりとして、iDecoで20年以上の長い時間軸を想定しています。そのため、将来の自分へ仕送りをしているようなイメージです。
FANG+は、個別株でも持っている銘柄群でして、ボラティリティは高いけれど、テクノロジーの発展はこれからも続くだろうと考えています。
数字だけ見ると最初は少し多く感じるかもしれませんが、自動で積み上がっていくので、実感としてはとても静かです。
なぜ、全世界ではなく「アメリカ」なのか
3つの指数(FANG+・NASDAQ100・S&P500)は、すべてアメリカに連動しています。
「なぜ全世界ではなく、アメリカに?」と聞かれることもありますが、私なりの理由があります。
まず、単純に住んでいたことがあるという親近感。友人たちもいますし、なんとなく感覚がわかるというのが大きいです。
そして、アメリカという国は、さまざまな文化圏の人たちがごちゃごちゃ揉めながらも、どうにかこうにか上手く暮らしている場所。いつもはお互い文句ばかり言っていても、いざとなると団結する強さがあります。
もう一つは、言語としての英語の強さ。
日本人が海外に留学や赴任したら、最初に言葉の壁にぶつかると思うのですが、英語圏の人たちはそれが全くありません。
例えば、向こうに着いたらどこでも日本語が通じる、みんなが日本語を話していて、ニュースや街中の看板や標識も全て日本語、会社の会議も学校の授業も日本語が第一言語だと思うと、ものすごくハードルが下がりませんか?
さらに、プロブラミング言語が英語でできているという事実も見逃せません。
テクノロジーやインターネットの根底は「英語で考える構造」に支えられています。ということはつまり、それが生まれた土壌であるアメリカの強さはしばらく続くだろうと思っています。
もし、将来主要なプログラミング言語が英語で書かれなくなり、AWSのようなインフラが使われなくなる日が来たら、その時はスパッとアメリカ以外の地域に投資を移します。
10年、静かに続けていく
全くのゼロから投資を始めて5年が経ち、株価を見たり、ニュースを読んだりすることが、朝のコーヒーを淹れるように日常的なことになってきました。
相場を見て下がったなぁと思うことはありますが、「今すぐ取り崩すわけではないし、買いのチャンスか調べてみよう」と動くようになりました。
私にとって、投資は増やすためというより、自由に制作するための安心の仕組みづくりという位置づけになっています。
5年続けたら、少し育ってきました
選択肢を増やさず、仕組みを整え、信じられるルールの中で、淡々と続けていく。
このまま10年、静かに続けていきたいと思います。
よい週末を♪





