ミニマリストという選択|私は時間が欲しかった!

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以前の私は、お気に入りの靴やお洋服で、クローゼットは常にパンパンでした。

だから憧れていたのは何もない部屋ではなくて、『Sex and the City』に出てくるキャリーのクローゼットやピンタレストや海外の雑誌に出てくるような大きなウォークインクローゼットでした。

そんな私がミニマリストになるという選択をしたのは、止むに止まれぬ事情から。

今回は、その過程をご紹介したいと思います。これを読むと、ミニマリストというのは一つの選択肢、またはスキルで誰でも習得可能なものだとわかると思います。

目次

ミニマリスト?ご冗談でしょう

アパレル企業に勤めて、販売〜海外での買い付けまでさせてもらっていた私は、これが夢につながる仕事だ!と毎日一生懸命に働いていました。

イタリアやフランスで買い付けてきた商品をECサイトで紹介したり、ブログやDMを書いたり、休みも少なくプレッシャーも多かったですが充実した日々を過ごしていました。読んでいた雑誌は、VOGUEやELLE、ハーパーズバザーなど海外色が強く、美しい写真が載っている雑誌が大好きでした。

こんなイメージをピンタレストに集めては眺めていました

ミニマリストのことを知ったときは、「この人たち、人生楽しいのかしら?」と本当に理解できませんでした

バード

違う惑星の人たちだと思っていました

ミニマリスト…になってみるか(ため息)

片付かない部屋、進まない勉強

ところが、そんな私に転機がやってきます。会社のホームページをリニューアルすることになり、社長からホームページの更新も担当するように言われます。

当時は今のようにCMSが発達しておらず、HTMLを直接いじって更新していました。そのため、デザイナーさんの事務所へ出向き、コーダーさんからやり方を教えてもらっていました。

何度か通ううちに「覚えるの速いね!」と言われ、すっかりいい気になった私は、自分でホームページが作れると楽しいだろうなぁと思い、空き時間に勉強を始めます。

私は時間が欲しい

実際は、空き時間はほとんどなし。休みも少なくサービス残業も当たり前の職場だったので、常にラップトップを持ち歩き、ちょっとした隙間時間や帰宅後のわずかな時間にコードを書いていました。

その頃、部屋は荒れ放題。今までは休みの日にどうにか片付けていましたが、休みの日こそ勉強したい。

あれだけ好きだったお洋服や靴も、複雑な形、溢れる色彩、コーディネートを考えないと着れないものばかりで、ついには「あーもう、全て焼き払ってしまいたい」とまでなったのでした。

この時初めて、いつも同じタートルネックとデニムを身につけていたスティーブ・ジョブスの「洋服を選ぶことで頭を悩ませたくない」というコメントが初めて腑に落ちました。

そうして、私も一番やりたいことのための時間を得るために、ミニマリストになっていったのでした。

ミニマリストになってみて

快適過ぎて、元の生活には戻れない

仕事をしながら勉強を始め、副業、フリーランスになるまでの期間、ミニマムに暮らす習慣がなかったらもっともっと時間が掛かっていたと思います。ミニマリストポイントを貯めて、時間と交換してきたような感覚があります。

現在:仕事中にマックス散らかってもこの程度

そして、もう元には戻れないですね。今は、いつ友人が来ても大丈夫ですし(大概驚かれますが)掃除も楽。

でも一番は、「どこでもやっていける」と心軽やかに動けるようになったことだと思います。

資産形成が加速するというおまけがあった

私の場合は、ただただウェブの勉強をする時間が欲しくて、ミニマリストになりました。モノを減らすことによって、自由時間が増えるので、モノと時間を交換する感じで、ポイポイ手放していきました

そして、ようやく最近、資産形成のスピードが上がってきたなと感じています。

でも、これは完全なおまけです。

ミニマルに暮らすことによって、集中できる→仕事のクオリティが上がる→喜んでもらえる→長期契約や単価が上がる→楽になる→集中できる‥このループが勝手にぐるぐる回るようになりました。

まとめ

今でも素敵なコーディネートやクローゼットいっぱいのお洋服の写真を見ると、いいなとは思います。けれど、今手にしている時間の自由や身軽さ、どこでもやっていけるという自信、こちらの方が私にとっては価値のあるものでした

全員におすすめするものではないかもしれませんが、もし今仕事をしながら勉強をしている方や副業で頑張っている方、人生に迷っている方には、試す価値あり、本当におすすめだよとお伝えしたいです。

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