犬と一緒に暮らしてみたいという夢を40代半ばにして叶えることができました。
そういえば、去年の今頃はパートナーのクマが仕事のプレッシャーから燃え尽き症候群(バーンアウト)してしまい、家の中が暗くなっていたことを思い出しました。
まだこの時は、犬と暮らせるなんて思ってもいませんでした。
その後、クマの体調を整えるために地方移住を検討することにし、色々な場所を見てまわりました。
ある時、不動産屋さんでヒアリングシートに記入している時に、希望条件をチェックする欄の中に「ペット可の物件」というのがあり、ふと「あれ?今だったらわんこを迎えることができるかも」と思ったのがきっかけです。
急に、できるかもって思ったんだよね
クマいきなり言い出すからびっくりしましたよ
そこから激戦だったペット可物件への引越し、いくつかの保護犬譲渡会への訪問と面会を経て、中型犬の雑種であるたまちゃんが我が家に来てくれました。
たま日記というより、親バカ日記になっちゃうかもですが、たまちゃんとの暮らしで気がついたことを書いていきたいと思います。
たまちゃんの前評判

⚫︎ちょっと控えめ
⚫︎初めての人には慎重
⚫︎誰にでも懐くわけではない
というのが、保護犬団体さんから教えてもらったたまちゃんの情報でした。
譲渡会でも他の犬さんたちが前の方に来ておやつをもらったり、撫でてもらったりしている中、一人だけ壁際を確保して、ガタガタ震えていました。
でも、近づいていくと震えながらもおやつは手から食べてくれました笑
その食べ方が、ほふっという感じでとてもかわいかったのです。
「意外とちゃっかりしたところがあるんですよ」という言葉と、綺麗な茶色の目、優しい風貌に魅かれて、トライアルの申し込みをしました。
たまちゃんから学んだこと


そんなたまちゃんですが、元野犬だったこともあり、お外が大好きです。
「たまちゃんと仲良くなりたいのなら、たくさん一緒に歩くこと」というアドバイスを守り、朝晩合わせて毎日10〜12キロくらいは散歩しています。
最初はお互い探り探りでしたが、一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、なんとなく「たまちゃん、今こんな気分なんだろうな」いうのを感じるようになりました。
多分、たまも感じてるはず
内向的だけどオープンマインド


散歩で会う方々に「全く吠えないし、本当におとなしいわんちゃんねぇ」と言われますが、毎日モリモリ歩いてご飯もしっかり食べ、体つきがアスリートのようになってきました。
実は冒険好きな一面があり
「たまは、その先が見たいのです!」
と言わんばかりに、高い塀によじ登ったり、岩場から富士山を眺めたり、遠くの海岸まで行って砂浜をダッシュしたり、人間の方がゼイゼイハァハァしながらついていってます。
筋肉痛が治りません…
そして、ママドッグだったこともあるからか、パピーたちから大人気。
どれだけ前足で顔をアタックされても、リードを噛まれてもじっと待っていて、最初の興奮が落ち着いてから遊んであげるママっぽい感じもあります。
最近、近所に孫犬が住んでいることがわかり、お孫ちゃんに会えた日にはダッシュで駆け寄って一緒に散歩しています。
朝からご機嫌に過ごす
夜は、クレートの中でお休みしているたまちゃん。
朝、クレートの扉を開ける前から「クンクン」と呼んでくれ、開けるとしっぽをブンブン振りながら出てきます。
そして、朝からこんなにご機嫌でいいのでしょうか?というくらい、ニッコニコで散歩の準備を待っています。
「足が筋肉痛で痛いよー」「今日寒すぎじゃない?」と文句たらたらだった私たちも、たまちゃんの笑顔につられて「よし!今日もたくさん散歩行こうな」と元気が出てくるのです。
一番変わったのは、私たちでした
クリスマスに「たまちゃんを迎えて5ヶ月目」みたいな感じで動画を作って、保護犬団体さんへ送ろうよ!と話しています。
お互いのiPhoneを見ながら、素材の動画を探している時に、「たまちゃんがどれだけ変化したんだろうって思ってたんだけど、一番変わってたのは自分だったわ←10キロくらい痩せた笑」とクマが言っていたのが面白かったです。
クマバード、大爆笑。失礼ですね
そうかも!たまちゃんは本来の姿を見せてくれるようになっただけで、変わったのは私たちの方かも!
何かの本で、「犬は神様が期間限定で貸してくれた天使」という言葉がありました。
もしそうだとしたら、我が家にはふわふわの素敵な柄の天使がいるというわけです。
たまちゃんを迎えたのは、今までの人生でした決断の中でも最良のものだったねと話しています。
たまちゃんには一生、ふっかふかのぬっくぬくで過ごして欲しい。
これからも3人で楽しい日々を積み重ねていけたらと思うのです。
よい週末を♪





